台湾で防災警報システムの運用が開始/4Gスマートフォン向け=「緊急地震速報」が受信可能に

中華民国行政院(日本の内閣に相当)は2016年5月3日より各省庁が発信する災害・避難情報などを受信することができる防災警報システム「災防告警細胞廣播訊息系統」の運用を開始したと発表しました。「災防告警細胞廣播訊息系統」は、行政院と台湾の独立政府機関で電気通信事業等を監督する國家通訊傳播委員會(以下、NCC)がかねてより整備を進めていたサービスで、採用方式は通信各社共通でCBS(Cell Broadcast Service)。今回運用が開始されたことにより台湾でも緊急速報が携帯電話上で受け取れるようになりました。

防災警報システムに対応しているXiaomi Redmi Note 3

台湾における防災警報システムは「4G LTE対応スマートフォン (一部3G携帯電話)」と「4G回線」の両方が必須となっており、2G回線に接続されたスマートフォンや携帯電話では防災警報システムを受信することができません。NCCによると「災防告警細胞廣播訊息系統」は國家災害防救科技中心の定めた災害情報システムにより以下の4種類に大別され、国の災害対策センター「中央災害應變中心」よりメッセージが配信されます。(参考リンク

  • 國家級警報:各県市政府で震度5級以上で強い揺れを感知した地域や、他国からの武力攻撃が発生した場合に配信。
  • 緊急警報:内容検討中
  • 警訊通知:大雨や土砂崩れなど気象・災害に関する情報や外交部の海外安全情報など。
  • 每月測試用訊息:試験送信用途
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行政院のニュースリリースによると、防災警報システムは震度5級以上の強い揺れが想定される緊急地震速報とその地震情報のみの配信となっており、予定では7月中に全ての警報が追加され正式運用を開始できるとしています。NCCでは防災警報システムに対応した機種を公表しており、2016年4月22日付けの発表では19機種が対応しているとしています。また、台湾で2016年3月以降に販売される4G LTE対応スマートフォンは全て防災警報システムの受信が可能であることが義務付けられていて、3月以前に発売されたスマートフォンに関しては2016年7月までにメーカー各社にソフトウェア更新を促すとのことです。

防災警報システム対応機種(2016年4月22日付け;NCC発表

  • Acer Liquid Jade 2
  • OPPO F1f
  • HTC Desire 530
  • OPPO R7 Plus
  • Xiaomi Redmi Note 3
  • OPPO R7s
  • LG G5
  • Apple iPhone 5c/5s/SE/6/6 Plus/6s/6s Plus
  • Nextbit ROBIN
  • LG STYLUS 2
  • LG K8
  • HTC Desire 825
  • HTC Desire 628

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