台湾NCC、モバイル通信速度の平均値を公開(2016年第1四半期版)

台湾で電気通信事業を管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は、5月24日に「105年第1階段全國行動寬頻上網速率量測」の結果を発表しました。調査は台湾で3G/4Gサービスを提供している中華電信、台湾大哥大、遠傳電信、台湾之星、亞太電信の5社全ての平均通信速度をまとめたもので、年に4回結果が公表されます。

調査は財團法人電信技術中心(TTC)に委託、2016年1月21日から3月31日までの期間、台湾全土で4つの計測方式を用いて行われました。(消費者端量測、定點量測、移動量測、長期監測)

測定結果

  • 3G契約者がピーク時(2014年6月)と比べて大幅に減少。2016年2月現在、3G契約者数は5,233,422人、4G契約者数は約1,200万人に達した。
  • 一昨年(2014年)末の測定では3G平均通信速度が下り6.27Mbps/上り1.08Mbpsだったのに対し、今回の調査では3G平均通信速度が下り8.84Mbps/上り1.36Mbpsと上昇。
  • 全台湾22県市中、4Gの下り平均通信速度が最も速かったのは澎湖県で47.06Mbps,次いで苗栗県で45.40Mbps、台中市で42.28Mbps、南投県、雲林県、台中県や新竹市でも40Mbps以上を計測。直轄市である台北市、新北市、桃園市、台南市、高雄市では全台平均下り通信速度である40.87Mbpsを下回った。
  • キャリアグリゲーション(CA)対応機種と非対応機種での平均下り通信速度は43.21Mbpsと27.43Mbpsと約1.57倍の差が開いた。
  • 混雑のピークタイムは夜の22時、逆に一番空いている時間帯は朝の5時。
  • 2016年3月末より中華電信、遠傳電信、台湾之星の3社が2600MHz帯のLTEを開始した為、第2四半期版では更に4Gの平均通信速度が速くなると予想される。

105年第1階段全國行動寬頻上網速率量測」の要約文は以下の通りです。

まず一つ目に消費者が専用スピードテストアプリを使用してそこから寄せられたデータをまとめた「消費者端量測」では、全国3276人のデータを集計、4Gと3Gの平均下り通信速度が40.87Mbpsと8.84Mbps、平均上り通信速度が18.33Mbpsと1.36Mbpsという結果になりました。

表:定點量測歷年結果

二つ目に全国7,851村里(22県市、186鄉鎮市区、3,985村里)の役所に計測員6組を派遣した実地調査「定點量測」では、4Gと3Gの平均下り通信速度が38.58Mbpsと9.20Mbps、平均上り通信速度が19.87Mbpsと1.56Mbpsという結果になりました。

三つ目に公共交通機関で移動しながら測定する「移動量測」では、4Gと3Gの平均下り通信速度が28.25Mbpsと5.49Mbps、平均上り通信速度が9.17Mbpsと0.73Mbpsという結果になりました。

表:移動量測結果

最後に四つ目に利用者の多い公共施設(鉄道駅、郵便局等)で3日以上に渡って行う「長期監測」では、台湾新幹線駅構内で4G平均通信速度が下り52Mbps以上/上り19.82Mbps以上という結果に対して、台湾鉄路駅構内での4G平均通信速度が下り34.67Mbps/18.20Mbps以上という結果になりました。

図:長期監測結果

SPONSORED LINK

このエントリをSNS共有/RSS登録

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です