台湾と韓国の空港で事前入国審査(プレクリアランス)制度を導入へ、2017年度中の実現を目指す=日本経済新聞

日本政府は2017年度から台湾と韓国の両国・地域の間で日本を訪れる外国人の入国審査をあらかじめ出発地で行う「プレクリアランス(事前入国審査)」制度を導入するための交渉を始めています。日本経済新聞が2016年8月15日付けで報じました。

導入するのはプレクリアランス(事前入国審査)と呼ばれる制度で、日本政府が派遣する入国審査官が台湾・韓国の空港で税関・入国管理・検疫を済ませてしまうことで、急増する台湾・韓国人訪日客にとって入国審査にかかる時間が大幅に減少することになります。日本の空港に到着後は専用レーンに案内され、出発地で実施済みの審査は省略、税関や免疫の手続き、パスポートチェックなどで通過出来るようになります。

プレクリアランス制度は日本政府が2005年5月から2009年10月まで、国内への定期路線が多い台湾の桃園空港と韓国の仁川空港に入国審査官を派遣して事前審査を実施していたことがあり、再開されれば8年ぶりの制度復活ということになります。

160816_Preclearance_Kantei日本経済新聞によると、日本政府は2015年に1974万人だった訪日客を、2020年に4000万人に増やす目標を掲げており、プレクリアランス制度は混雑緩和策の目玉政策に位置付けられています。プレクリアランス制度が導入されれば、待ち時間を最長20分に縮めることが出来るため、空港の混雑緩和解消に繋がります。

今回、日本政府がプレクリアランス制度の導入先として韓国と台湾を選んだのは、過去に導入したことがあり円滑に運用できると見込んだ為としています。

中央社フォーカス台湾によると、中華民国外交部は、日台間でプレクリアランス制度の再導入について検討が進められていると公式には認めたものの、2017年度の実現については「まだ決定ではない」と否定したと報じています。

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