UberEATS、台湾配信初日は「違法」で6件検挙 ー 無許可の配車業務を問題視

ハイヤー配車サービスのUberは11月15日に、台湾初上陸となるフードデリバリーサービス「UberEATS」のサービスを開始。台湾の行政院(日本の内閣に相当)はUberの運送業としての展開を違法としておりサービス公開初日となった昨日は、交通部公路総局によると、6件の違法行為を検挙したと発表しました。中央社フォーカス台湾が報じました。

161116_UberEATS_Taiwan

Uber、台湾ではなぜ違法?

世界70カ国・450都市以上の地域でハイヤーやタクシーの配車サービスを展開するUberは台湾では違法であると認定されており業務停止を命じられています。

Uberは2013年に情報通信業として台湾に進出、タクシー営業許可を持たない自家用車を募って配車業務を行うビジネスモデルが問題視されており、かねてより台湾政府から法の枠組みの中で業務を行うよう注意勧告が出されてきましたが、同社からの反応はなく、交通部はUberのビジネスモデルは違法として取り締まりを開始しました。3年間で739件の罰金事例があり、罰金の合計金額は日本円で約2億円以上。

15日からサービスが始まった「UberEATS」に関しても同様に問題視されており、さっそく台湾の行政院(日本の内閣に相当)ではUberのアプリを直接ストアから取り下げるべきだとして配信元の米国のGoogle社とApple社に配信中止を要請。また、路上のスクーターが多く交通マナーも決して良いとは言えない、台湾でこのようなフードデリバリーサービスは配達員が少しでも早く届けようとスピードを出し、非常に危険だと指摘されており、交通部は与党・民進党に罰則をより厳格化するよう公道法を改正するよう求めています。

同社のビジネスモデルについては、台湾でも賛否両論あり、許可を得ているタクシー会社に対して不公平で安全性も保証できないとの声が交通部を中心にある一方で、経済部(日本の経産省に相当)のようにITを活用した経済発展を目指すなら新技術に対応して法改正を図るべきだという意見も上がっています。

政府の反応を含めて今後の展開が注目されます。

SPONSORED LINK

161116_UberEATS_Taiwan

このエントリをSNS共有/RSS登録

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です