中国の大手シェア自転車Mobikeが日本市場に参入、福岡市を拠点に全国へ拡大

中国の自転車シェアリングサービス大手の摩拜単車 (Mobike)は2017年6月22日、福岡市と共同で記者会見を開き、同社の日本法人「モバイク・ジャパン株式会社」を福岡市内に設立したことを発表した。

Business Insider Japanの報道によれば、モバイク・ジャパンはリリース文のなかで「今後、Mobike は福岡市をかわきりに多くの人々の生活に寄り添いながら、日本全国へと展開を広げていきます」と説明。福岡市を拠点に日本全国へ拡大する方針だと推測できる。

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世界100都市でサービスを展開する「摩拜単車」(中国・深圳市で撮影)

Mobikeは、台湾全土で展開されているレンタル自転車サービス「微笑單車」(YouBike)とは異なり専用の自転車ポートなどを必要とせず、どこでも乗り降り自由、その場でスマホで決済するだけと簡単。身分証の事前登録と保証金の支払いがあるため観光客が一時利用で借りることは出来ないが、1回の利用で30分につき1元 (約16円)で利用することが出来る。

乗り降り自由な自転車シェアリングサービスは、中国国内のみに留まらず、台湾やシンガポールでも提供されている。台湾・花蓮市、台東市では、2017年5月からシンガポールの自転車シェア大手「oBike」がサービスを提供している。同社は2017年6月までに台北市、基隆市、南投県、台南市、高雄市などで試験運用するなど着実に台湾での事業を拡大している。

各種報道によれば日本国内では、法的問題や放置自転車などの問題で、「乗り捨て自由」な自転車サービスの提供は認められておらず、Mobikeに関しては福岡市内に専用の駐輪ポートを設置する方向で検討を予定しているとのこと。

自転車シェアリングサービスやレンタル自転車サービスは、実際に台湾で利用していると設置台数が少なすぎると利便性が上がらず、一方で多すぎると中国のように自転車が道路に溢れてしまうのが難しいところ。台湾の「YouBike」と同様に赤字覚悟で行政が一緒になってサポートを行うことが普及の鍵になることは間違いなさそう。

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